E型肝炎

E型肝炎の特徴

従来NANB肝炎ウィルスと呼ばれていたものの中から,新たに発見されたウィルスです.外殻(エンベロープ [envelope])を持たない直径約30nmのウィルスで,ゲノムの大きさ約7.2kb(7200塩基)の(+)1本鎖RNAを遺伝子に持ちます.

感染経路はA型肝炎ウィルスと同じく経口感染で,感染者の糞便に汚染された水などが主な感染源になります.「経腸感染 enterically transmitted 」の頭文字 "e" の意味も込めてE型肝炎と名付けられました.

感染の仕方や症状などA型肝炎に似た肝炎ですが,稀(約0.2%)に劇症肝炎に移行することがあり,特に妊婦に感染し発症すると,10%から20%の人が死亡するとされますので,妊婦は特に注意が必要です.

アフリカ,インド,ネパール,ミャンマーなど熱帯,亜熱帯地域での流行はみられますが,日本での発生はほとんどありません.

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LastModified: 2004-02-25T23:13:34+0900